新年明けましておめでとうございます。先生方におかれましては平素より中区医師会の運営・事業にご協力いただき誠にありがとうございます。
おめでたい新年の幕開けですが、新型コロナウィルスは依然として猛威を振るっており、我々は今や第八波のど真ん中におります。ウィルスは変異によって弱毒化してはいますが、感染者数は増加を続け高齢者にとっては致命的な疾患であることに変わりはありません。医師会活動におきましても広島県医師会の新年互礼会や広島市医師会のNew Year Party は中止となり、休日の発熱外来はてんてこ舞いとなっており、これまで以上に感染対策が重要となっています。また昨年はコロナ禍だけではなく、ロシアによるウクライナ侵攻、世界的半導体不足、地球規模での異常気象など多
くの災いがありました。地球上の遠いところで起こったことまでもが、物価高騰など国民生活を直撃しています。医療業界におきましてもネラトンカテーテルなどの医療器具や漢方薬をはじめとする医療用医薬品の出荷調整など日々の診療にも悪影響が出ています。このような状況でも私たちの目の前には治療を必要としている多くの患者さんがおられま
す。私たち中区医師会は微力ではありますが、皆さんのお役に立てるように在宅医療介護連携、学術講演会、市民公開講座などの業務を遂行してまいります。
今年はうさぎ年です。うさぎの様な跳躍の年にしたいものですが、何が起きるか全く予想できないこの世の中では、うさぎではなく亀のように一歩ずつ確実に歩んでいくべきと感じております。堅実な中区医師会の運営を目指し、これからも中区医師会会員の先生方と共に歩んで行きたいと思いますので、引き続いてのご支援ご協力の程よろしくお願い致します。